動画ポリシーについて
レースの個人による動画撮影は貴重な動画になる一方、落車などから生ずる誹謗中傷にもつながりかねない点から、長らく車載カメラによる撮影を禁止してまいりました。
転倒してしまった、転倒させてしまった、様々な状況に置かれた選手同士を、主催者としては双方ともに守りたいという考えは現在も変わりません。ネットでの誹謗中傷はご存じのとおり、時に行き過ぎて人を傷つけてしまうものだからです。
一方、技術力の高い選手の走行はぜひ広く観ていただきたいという点もあることから、エリートクラスに限定して、申請いただいた動画ポリシーに同意いただける方のみ、試験的に撮影を可といたします。シーズン途中であっても中断する場合もあります。
ご理解ご協力お願いいたします。
撮影可能クラス
・エリートクラスのみとします。ダブルエントリーしている場合、エリートクラス選手であってもエリートクラス以外の撮影は行わないこと。
カメラの取り付けについて
・競技規則を参照し、これを守ること。
<以下競技規則より抜粋(「機材」の項 10)>
スポーツカム等、撮影機材の搭載を禁止する。ただしエリートクラスのみ申請者は可とする。カメラの装着について下記のように定める。
・カメラは取付具を含め縦15㎝×横15㎝×高さ15㎝に収まるサイズであることを前提に下記の条件を守ることとします。
・許可されるカメラの装着位置はハンドル下及びサドル下のみで、サイクルウェア及び身体、ヘルメットへの装着は不可。
・ハンドル下の場合
①ステム下またはステムのハンドルクランプ部分から左右5㎝以内のハンドルバー下を取り付け位置とする。
②下端はドロップバーエンドの高さより低くないこと。
③上端はブレーキブラケットの高さより低く、前方もブレーキブラケットより突き出していないこと。
④ハンドルを左右に最大限旋回させたとき、カメラ及び取付具がその動きを阻害せず、カメラがない場合と同様に旋回できるように取り付けること。
・サドル下に取り付ける場合
①サドル幅よりカメラがはみ出さないこと。
②高さはサドルレールから下方15㎝以内に収まること。
③後方はサドル後端より5㎝以内に収まること。
④前方はサドル中央部よりまえに取り付けないこと。
・申請を必要とする。
機器操作等について
・スタート直後より、撮影機器の操作は危険防止のため一切行わないこと。
落車・事故のシーンについて
・落車、事故のシーンは一切拡散しないこと。自分自身(撮影者)の単独落車は可。
※教材利用であっても、ネット上による拡散は不可とします。
・LIVEで配信する場合、リアルタイム後の視聴ができない設定でLIVE配信し、レース後に動画を使用する場合は落車シーンをカットして使用すること。
動画の提供について
・落車事故ほか証拠として動画が必要な事柄が発生した場合には撮影した動画の公開非公開に関わらず主催者から提供を求める場合があります。
商用利用について
・動画の利用は個人利用(個人の広告収入目的は可)のみとし、企業に販売提供する場合は主催者の許諾を得ることとします。
・企業に属する個人が撮影した場合については、企業の目的に活用する場合主催者の許諾を得てください。
・撮影者不明の許諾のないレース動画を企業が商用利用していた場合、使用した企業様に詳細をおたずねし請求等の措置を取らせていただくなど対応を検討します。
クレーム等
・ほかの参加選手等への抗議すべき事項が動画内に収められた場合、拡散する前に事務局にご相談ください。
申請方法
申請フォームより申請。各戦開催前の日曜日朝7時〆切。当日は直接検車テントへ行き検車を受けてください。